OB・OG紹介

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技で観客を沸かせる快感こそ魅力

 現在、プロスノーボーダーとして大会に出場するほか、撮影・雑誌などのメディア関係の仕事、スノーパークアドバイザーとしてアイテム構築やイベント企画、DVDプロダクションのプロデューサーとしてDVD製作を行っています。また、母校であるJWSCでスノーボードコーチの副担任として、トレーニング・メンタル面でのコーチングに加え、講義などを通して後輩たちをサポートしています。

私がプロになることを決意したのは、高校2年生の冬でした。あるスキー場で仲良くなった先輩スノーボーダーにプロ資格があると聞き、その瞬間に「コレしかない!」と直感しました。その後、プロになるための情報を集める中でJWSCと巡りあい、プロへの第一歩を妙高で踏み出したのです。

最も記憶に残っている大会は、23歳の時に出場したX-TRAIL JAM です。国内外のトップライダーが参加するこの大会で、自分が得意とするクォーターパイプ競技で日本人予選3位となり、ファイナル出場を果たせました。東京ドームを埋め尽くす大観衆の中で、技をメイクしたときの会場全体の一体感、感動と興奮は今でも忘れられません。自分の滑りで多くの人を沸かせることができるのは、この仕事の大きな魅力だと思います。

 

妙高で後輩の夢をかなえるために

コーチとして学生に分かりやすく伝えることは難しいですが、自分の経験を基に指導ができることにやりがいを感じています。JWSCの卒業生だからこそ分かる“学生の立場や気持ち”は一つの財産で、それをアドバイスに活かすことを心がけています。

JWSCに入学し、妙高という素晴らしい山と最高の仲間に出会うことができました。今後は自分自身を成長させてくれたスノーボード、妙高、JWSCに恩返しができる活動をしていきたいと思っていて、妙高発信のDVDプロデュースや、JWSCでのコーチングもその一つだと考えています。JWSCの卒業生にはプロをはじめ、業界で活躍する方がたくさんいます。校友会を通じて呼びかけを行い、大きなイベントができたら最高だと思います。大好きなスノーボード・妙高山を守るために“クリーンマウンテンなどの環境保護活動”にも、力を入れていくつもりです。

 

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