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NSGカレッジリーグ 平成26年度 第4回 志・未来塾

第4回テーマ:「夢が叶う法則」

講師:株式会社てっぺん 代表取締役 大嶋啓介先生


■講師プロフィール

1974年1月、三重県桑名市生まれ。

飲食業界で最も注目を集めている居酒屋「てっぺん」の創業者。“飲食業界の風雲児”と言われている。てっぺん独自の「公開朝礼」がテレビや雑誌で数多く取り上げられ、大きな話題となっている。

今では、韓国や台湾などの海外からも含め、年間約1万人もの人々が「てっぺん」の朝礼を見学に訪れている。2006年には居酒屋業界全体の活性化を目的に、NPO法人「居酒屋甲子園」を立ち上げ、初代理事長に就任。

一方で、公開朝礼についてはもちろん、「感謝する」「夢を叶える」「尊敬される大人」などの多彩なテーマで、各地での講演にも精力的に取り組んでいる。


-大嶋 啓介 氏

■イントロ

先ほど、専門学校の一部を見学しました。そして「志・未来塾」の講師陣を見て、さらに驚いています。喜多川さん、中村さん、植松さん、我武者羅応援団・・・すごいです。植松さんなんて、あのNASAが学びにくる程の突き抜けた方です。そんな中で、私がこうやってお話をするために、皆さんの前に立っています。実は、いろいろシナリオを考えてきましたが、皆さんのやる気に満ちあふれた顔を見て、全てのシナリオをぶちこわして予定外の資料まで配りました。全力で頑張ります!

■自己紹介

私は、紹介の紙にも書いてある通り「てっぺん」という企業を経営していて、居酒屋をはじめブライダル事業、セミナー事業などに携わっています。起業するとき、日本中から学びに来てもらえるような店をイメージしました。周りからは、「居酒屋に、いったい何が出来る?」などと言われましたが、朝礼・掃除・挨拶を日本一のものとしてやることを決めました。この三つを選んだのは、人が輝いているからこその日本一だと思ったからです。

16年前、起業するための修業を飲食店で始めたとき、周りの人のモチベーションがあまりにも低くてびっくりした記憶があります。一方で、その店の経営者はいつも人の事で悩んでいました。やっぱり、経営をするのに一番大事なのは「人」だとつくづく思います。

実は、私は居酒屋で商売したいというよりも、人材育成のことばかり考えて修業の16年間を過ごしてきました。学校も作りたいと思っていますし、若い人やこれからの未来を担う子供たちに夢を与えられるようなシゴトをしたいと思っているのです。

■潜在能力

ここで皆さんに質問です。これからの自分の可能性って、どれくらいあると思いますか?

私は、人材育成の事ばかりを考えてきたという話は、先ほどしました。そこで自分自身も、ありとあらゆるセミナーに参加してきました。そのなかで、コーチングが一番自分の中に残っていると思っています。コーチングのセミナーで世界一のレベルと言われている方は、アンソニー・ロビンズという方で、1日のセミナーを受けるのに70万円とか80万円とかの料金が設定される方です。その方曰く、「人の潜在能力というのは、自分で考えられる範囲の3万倍あるというのです。では、その3万倍もある潜在能力はどうやって引き出すか。脳科学の専門家で西田さんという方がこう言っています。潜在能力を引き出すには、わくわくする感情を持つ事。むしろ、「感情=人生」と言ってもいい。もっと具体的に言えば、成功を信じる事がわくわくする感情につながり、潜在能力を引き出し、実際の成功を生み出すというのです。これを聞いただけで、何となくわくわくしませんか?

■幸せとは何か?の答えとしての「変えられる未来」

私の父は警察官で、幼い頃に殉職という形で亡くなりました。母はすぐ働きに出て、私は祖父母に育てられたようなものです。でも、自分の事を不幸だと思った事なんて、一度もありません。自分の周りには、そういう境遇の人が結構いたし、何が幸せで何が不幸せかなんて、人によって違うし、時によって違うし、環境によって違う。

どんな家庭環境であったとしても、未来は自分で作れる、いや作るのです。

「てっぺん」には中学校を“早期卒業”した人もいるし、前科のある人だっている。私は、どんな境遇の人でも、どんな前歴の人でも、「自分でやり直したい」と本気で思っている人は受け入れたいと思っています。

私自身、中学校や高校で講演する事も多くなり、多くの人が「てっぺん」で働きたいと言ってくれるまでになりました。私はこの若い世代に「未来は自分で変えられる」ということを伝えたいと願っています。個人をとりまく環境は様々ですが、その環境をベースにした未来は、自分の手で切り開くというか、自分の思った方向に作っていけるのです。

■成長の場としての「てっぺん」

もともと「てっぺん」は多店舗でやりたいと始めたものではありません。でも、多くの経営者を育てたいとは思っていました。そういう意味では、居酒屋の専門学校みたいなものです。今では、カナダ・バンコク・バリ等の海外にも卒業生を輩出して店を構えてきました。

私は29歳で起業しました。苦しい経験もたくさんしてきましたし、鬱病になったことだってあります。サラリーマン経験もあります。20社受験して、わずか1社だけ合格をくれましたが、その会社も1年で辞める事になってしまいました。でも、辞めたおかげで起業して今の姿があります。しかも、私を採用試験で不合格にした全部の会社で、講演することまでできました。ね?みなさん。人生は変えられるんですよ。

そういう経験をしてきた私だから言えることかもしれませんが、成功するには失敗することです。苦しい経験をすることです。私は、20代の頃は苦しい事をあえて経験しようと思っていました。そしてそのゴールとして29歳で起業しようと決めた。そして、どうせやるなら日本一の会社にしたいと思ってやってきた結果が、今なのです。


■使命とは命を使って取り組むこと

アメリカのあるアンケート結果によれば、90歳の方に「人生で一番後悔していること」という質問に対して、一番多かった答えは「もっとチャレンジ(挑戦)すればよかった」というものだったそうです。あの自由の国、アメリカンドリームの国での調査でさえそうなのです。私は、90歳のときにそんな後悔をする人生には絶対にしたくないと思っています。

私は、年に一度遺書を書いたり、子供たちに弔辞を書いてもらったりします。遺書や弔辞は、自分が死んだ後、周囲に公式に発表されるドキュメントですから、その内容がかっこいいような人物として、そして内容の通りの人生を送りたいと思っているのです。

先日、「てっぺん」で学んだ卒業生が一人亡くなりました。彼は卒業後に家族で店を経営していたのですが、訃報を聞いた約1,000名の弔問客が集まり、300名がその店で朝まで思い出を語りながらお店に合ったお酒を朝まで呑みました。このことを機会に、お金持ちではなく「夢持ち」「仲間持ち」の生き方をしようと、より一層強く思うようになりました。

■これから目指す人生の「てっぺん」

最近、「てっぺん」が中学校の修学旅行のコースになりました。なんでも、「てっぺん」とディズニーランドに行くらしいです(笑)。一部、教育委員会で問題になったこともあったのですが、校長先生が「教育上重要だ」と掛け合ってくださって、今では問題なく受け入れをしています。その校長先生曰く「大人が輝いている様子、わくわくして仕事をしている様子を子供に見せたい」ということだそうです。

繰り返しになるかもしれませんが、子供たちの可能性を広げ、夢の持てる社会を追求し、実現していきたいと思っています。そのために、たった一回の人生を無駄にせず、命をかけて頑張っていきたいと思っています。今日はどうもありがとうございました。

■編集後記

おそらくこれまでの志・未来塾のなかで、最も「情熱」にあふれた講演だっただろう。元気な人材は元気な人との関係でこそ育つのかもしれない。人が人に貢献するには、人とつながる必要がある。そういう自分を実現するための心のあり方を見せつけられた気がした。しかも、大嶋さんはその想いを胸に今も走り続けている。とてつもなく大きなエネルギーに触れた一夜であった。


中島みゆきが、楽曲「走」で、こう書いている。


 迎える声は風の中 ゴールは吹雪の中

 どこまでもどこまでも荒野は続いている

 辿り着けたら誰が居るだろう 力尽きたら誰が知るだろう

 報われたなら そのとき泣こう

 それまでは笑ってゆこう

 Yes, My Road, Yes, My Road 愛だけで走ってゆく

 Yes, My Road, Yes, My Road 愛だけで走ってゆく


学生諸君。夢を語ることは多くの人に出来る事だが、それを実現するために全力で走ることができているだろうか?周囲の反対や失敗にぶつかって、止まっていないだろうか?走ることを辛いと思って止まっていないだろうか?そんなときは、成功をイメージしよう。泣きたければゴールした後に泣けばいい。だから笑って困難に立ち向かおう。夢を叶えるというのは、そういうことではないか?