新郎新婦が希望する挙式スタイルに合ったドレスやタキシードなどをご提案することが、衣裳コーディネーターである私の役目です。この仕事のやりがいは、美しい衣裳をとおして幸せに満ちたお二人の門出をお手伝いできることです。うれしそうなお二人を見ていると、私自身も幸せな気持ちになれます。
希望するウエディングスタイルや、新婦ならではのドレスへの思いはお一人お一人違いますから、それをしっかりと見極めることが大切です。そのためにも、日頃から話し方や態度に気を配り、お客さまの気持ちを感じ取れるように努めています。
感謝の言葉を励みにして
衣裳コーディネーターは、お客さまとのコミュニケーションが重要です。だからこそ、敬語や所作といった、社会人としてのビジネスマナーや身だしなみを在学中に学べたことや、卒業後に東京で3年間「プランナー」として働いた時の経験も、今の私にはとても役立っています。
社会人になってから最もうれしかったことは、挙式やハネムーンから帰ってきたお客さまからお写真などを見せてもらい、「多田さんに担当してもらい、本当に良かった」と感謝の言葉をいただいたことです。とてもうれしく、この仕事ならではの達成感を味わうことができました。
これからも、お客さまに心からご満足いただけるコーディネートをしていきたいです。